こんにちは。二本松養蜂場の西原です。
養蜂を始めてから、必ず直面するのがスズメバチの存在。
放置すると働きバチが次々に捕食され、最悪の場合は群れが崩壊します。
ただし、スズメバチは正しく対処ことで、被害を大きく減らせます。
大切なのは、時期を知り、段階ごとに対策を変えることです。
スズメバチ対策が必要になる時期
スズメバチの被害が本格化するのは、主に8月〜11月です。
- 夏の終わり:単独で偵察に来る
- 秋:仲間を呼び、集団で襲撃する
- 晩秋:食料不足で執着が強くなる
特に9〜10月は要注意で、この時期をどう乗り切るかがその先の越冬成功にも直結します。
ネットを張る
巣箱の周囲に防虫ネットを張る方法です。
- スズメバチの侵入を物理的に防げる
- 働きバチの出入りは確保できる
- 初期費用が安く、導入しやすい
ポイントは、巣門の前に十分な空間を作ることです。
近すぎるとミツバチが混乱し、逆に弱らせてしまいます。
あみで捕まえる
単独でホバリングしているスズメバチには有効です。
- 偵察段階で数を減らせる
- 巣箱周りの警戒度を下げられる
ただし、無理は禁物です。
動きが遅い朝や夕方を狙い、防護服は必須で行います。
捕獲器を使う
ペットボトルなどを使った捕獲器も定番です。
- 巣箱から少し離れた場所に設置
- 誘引液で引き寄せる
- 巣箱周辺に寄せ付けない効果がある
設置場所を誤ると、逆にスズメバチを呼び込むため注意が必要です。
ネズミ捕りシートを使う
巣門付近に設置する方法です。
- スズメバチの動きを止められる
- 集団化する前の段階で有効
ただし、ミツバチが誤ってかからないよう、
位置と固定方法には細心の注意が必要です。
スズメバチ対策で大切な考え方
スズメバチをゼロにすることはできません。
重要なのは、
- 早い段階で気づく
- 単独のうちに対処する
- 群れを呼ばせない
この3点です。
養蜂は、自然との折り合いをつける仕事
スズメバチもその一部として、冷静に向き合うこと、そして事前準備が大切だと感じています。

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