ミツバチは、ただ蜜を集めて飛び回っているだけの昆虫ではありません。
その小さな体の中には、人間より優秀。。と言いたくなる能力がぎっしり詰まっています。
今回は、ミツバチが持つ感覚やコミュニケーション能力について、感心しながら読める形でまとめてみました。
ミツバチの能力について
視覚
ミツバチは、人間とはまったく違う世界を見ています。
私たちが見えない紫外線を感知でき、花びらにある「蜜標(ネクターガイド)」をはっきり認識します。
色の識別も得意で、特に青・黄色・紫に敏感です。
逆に赤はほとんど見えません。
赤い服で巣箱に近づいても無視されるのに、黒い服だと警戒されるのはこのためです。
嗅覚
ミツバチの嗅覚は、はっきり言って異常です。
触角には数万個以上の嗅覚センサーがあり、花の香り、仲間の匂い、敵の匂いを正確に判別します。
女王蜂の存在を感じ取るのも嗅覚です。
「女王が元気かどうか」は、匂いで即バレます。
ごまかしは一切ききません。
味覚
ミツバチは甘さにうるさいです。
蜜の糖度を感じ取り、より効率の良い蜜源を選びます。
薄い蜜は後回し、濃い蜜は優先。
この判断を毎日何百回も行っています。
養蜂家よりよほど経営能力があるなと思います。
聴覚
ミツバチには、人間のような「耳」はありません。
その代わり、振動を感じ取ります。
羽音、巣箱内の振動、外敵の動き。
これらを察知して、即座に行動を変えます。
静かな巣箱ほど、実はよく働いています。
触覚
触角と脚は、ミツバチにとって重要な情報源です。
巣房の大きさ、仲間の状態、蜜の量まで触って判断します。
巣箱の中では、ほぼ目を使わず、
触覚だけで作業をこなす職人集団です。
コミュニケーション能力
ミツバチ最大の特徴がここです。
有名な8の字ダンスでは、
・蜜源の方向
・距離
・質
を正確に伝えます。
さらにフェロモンを使い、
「危険」「集合」「女王の存在」などを瞬時に共有します。
言葉なし、文字なしで、これだけの情報伝達。
正直、人間の会議よりよほど効率的です。
まとめ
ミツバチは、
見る・嗅ぐ・味わう・感じる・伝える
そのすべてが高性能
養蜂をしていると、
「管理している」のではなく、
能力の高い生き物に合わせてもらっていると感じる場面が増えてきます。
小さな体で、ここまで完成された生き物
ミツバチが昔から人に愛され、敬われてきた理由が、少し分かる気がします。
日々ミツバチの生態に魅了され、とても面白いです

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