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働きバチは、年を取ると危険な仕事に回される

こんにちは。二本松養蜂場の西原です。

養蜂を始めて、
可愛いなから「すごいな」に変わった瞬間があります。

それが、
働きバチの一生の役割分担を知ったときでした。

ミツバチの世界では、
年齢によって仕事が変わります。

しかも、
年を取るほど危険な仕事を任されます。

今日は働きバチの一生を書いてみました


目次

働きバチの一生は、役割が決まっている

働きバチは、すべてメスです。
寿命は、春〜夏で約30〜40日ほど。

この短い一生の中で、
仕事は段階的に変わっていきます。

ざっくり言うと、

  • 若い蜂:巣の中の仕事
  • 中堅:育児や建築
  • 年を取った蜂:外勤

という流れです。


若い蜂ほど、安全な仕事をする

羽化して間もない働きバチは、
いきなり外には出ません。

最初の仕事は、

・巣の掃除
・幼虫の世話
・女王のケア

完全に室内業務です。

刺される心配も、
天候リスクもありません。

この時期に、
体と感覚をしっかり作ります。


外勤は、実は一番危険な仕事

ある程度日数が経つと、
働きバチは外に出るようになります。

花を探し、
蜜や花粉を集める仕事です。

でもこれ、

・天敵に襲われる
・雨や風にやられる
・迷って帰れない

命のリスクが一気に上がります。


なぜ年を取った蜂が外に出るのか

理由は、とても合理的です。

若い蜂を守り、
年を取った蜂がリスクを引き受ける。

群全体の生存率を上げるためです。

冷たいようですが、
これは犠牲ではなく戦略。


実際に巣箱を見ていて思うこと

巣箱を開けていると、
中の蜂と外の蜂の雰囲気が違います。

外勤蜂は、

・動きが速い
・警戒心が強い
・羽が少し傷んでいる

「ベテラン感」があります。

たぶん、
何度も危険を越えてきた蜂たちです。


刺す役目も、主に外勤蜂

人を刺すのも、
ほとんどが外勤に出ている働きバチです。

守る対象があり、
もう後戻りしない立場。

だからこそ、
迷いなく刺します。


人間社会と重ねてしまう瞬間

この仕組みを知ったとき、
少し胸にきました。

若い世代を守り、
経験を積んだ者が前に出る。

効率だけ見れば正解ですが、
そこに感情がないのがミツバチらしいとも思いました


まとめ

働きバチは、
年を取るほど危険な仕事を担います。

それは残酷ではなく、
群を守るための最適解

ミツバチを見ていると、
生きるとは何かを
静かに考えさせられます。

養蜂が面白い理由は、
こういうところにあります。

もっとミツバチの事を知っていきたいと思った日でした


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