こんにちは。二本松養蜂場の西原です。
ミツバチは自然の中では分蜂という方法で群れを増やします。
ですが養蜂では、自然の分蜂だけに任せるわけにはいきません。
理由はシンプルで
分蜂してしまうと、群れの半分近くが巣を出ていくこともあるからです。
採蜜量にも影響します。
そこで養蜂では、群れを増やすため分割(人工分蜂)という方法を使います。
これは養蜂家が意図的に群れを分け、新しい群れを作る方法です。
分割(人工分蜂)とは
人工分蜂とは、強くなった群れを人の手で二つの群れに分ける方法です。
群れが強くなり
・働きバチが増える
・巣枠がいっぱいになる
・分蜂の兆候が出る
こうしたタイミングで、群れを分割することがあります。
自然の分蜂は蜂が勝手に出ていきます。
人工分蜂は養蜂家が管理して群れを増やします。
人工分蜂の基本的な流れ
人工分蜂は大まかに次のような流れで行います。
・強い群れを選ぶ
・巣枠をいくつか取り出す
・新しい巣箱に移す
・女王蜂または王台を入れる
こうして新しい群れを作ります。
元の群れと新しい群れ、二つの群れができる形です。
ただし女王蜂の管理がとても重要になります。
女王がいない群れは維持できません。
人工分蜂を行う理由
養蜂家が人工分蜂を行う理由はいくつかあります。
・群れを増やす
・自然分蜂を防ぐ
・群れを安定させる
特に自然分蜂を防ぐ目的が大きいです。
自然分蜂が起きると⇩
・働きバチが減る
・採蜜量が減る
・蜂がいなくなる
こうした影響が出ることがあります。
人工分蜂を行うことで、群れのコントロールがしやすくなります。
人工分蜂のタイミング
人工分蜂を行うのは、群れが強くなってくる春です。
目安としては
・4月
・5月
・6月初め
この時期は群れが一気に成長します。
巣枠がいっぱいになってきた。
働きバチが多い。
王台が作られ始めた。
こうしたサインが出たときは、分割を考えるタイミングです。
まとめ
分割(人工分蜂)は、養蜂家が群れを増やすために行う管理方法
・強い群れを分ける
・新しい群れを作る
・自然分蜂を防ぐ
養蜂ではとても重要な技術の一つです。
ミツバチは自然でも群れを増やしますが、養蜂では人が管理することで安定した飼育ができます。
群れをどう増やしていくか。養蜂家によって色んな技術があります
ここも養蜂の面白いところだと思いますよ。
二本松養蜂場では国産はちみつの販売も行っています。 気になる方はぜひご覧ください。

コメント