こんにちは。二本松養蜂場の西原です。
蜂蜜を販売していると、よく聞かれる質問があります
国産蜂蜜と外国産蜂蜜って何が違うんですか?
スーパーに行くと安い蜂蜜も並んでいますよね。
一方で、国産蜂蜜は値段が高い。
今回は養蜂家の目線から、その違いをできるだけわかりやすくまとめてみます。
国産蜂蜜と外国産蜂蜜の一番の違いは価格
まず一番分かりやすい違いは価格です。
国産蜂蜜は
100gで800円〜1500円ほどのものが多いです。
一方、外国産蜂蜜は
100g100円〜300円ほどの商品もあります。
この価格差を見ると、国産は高いなと思う人も多いですよね。
でも、ここにはちゃんと理由があります。
一番大きいのは採蜜量
海外は土地が広く、花の規模も大きいです。
カナダやアルゼンチンなどでは広大な花畑があり、養蜂家も何百箱、何千箱という規模で蜂を管理することがあります。
そのため、一度にたくさんの蜂蜜を採ることができるんですよね。
日本はというと⇩
山が多いが、
・平地が少ない
・花の咲く期間も短い
そのため
採れる量が少ないです。
日本は大量生産が難しい
これが国産蜂蜜が高くなる理由の一つです。
蜂蜜の味を決める蜜源の違い
もう一つの違いは蜜源です。
国産蜂蜜は花の種類がとても多いです。
アカシア
トチ
レンゲ
みかん
そば
百花蜜
地域によって味が変わります。
同じ養蜂場でも年によって味が変わることもあります。
自然相手なのでそこが面白いところですね
外国産蜂蜜は、単一の花の蜜が多い傾向があります。
クローバー
オレンジ
ユーカリ
などです。
味が比較的安定しているので、料理やお菓子作りには使いやすい蜂蜜とも言えます。
外国産蜂蜜は純粋蜂蜜なのか
ここはよく誤解されるポイントです。
日本には
純粋はちみつ
という表示があります。
これは
砂糖
水あめ
シロップ
などを混ぜていない蜂蜜100%という意味です。
つまり、国産でも外国産でも純粋蜂蜜は存在します。
外国産だから偽物というわけではありません。
一方で
生蜂蜜
という言葉もあります。
これは
加熱していない蜂蜜
ろ過が少ない蜂蜜
などを指すことが多いです。
純粋蜂蜜と生蜂蜜は意味が違うんですよね。
外国産蜂蜜の場合、輸送の関係で
加熱
ろ過
ブレンド
が行われていることも多い
これは、品質を安定させるためですね。
国産蜂蜜と外国産蜂蜜の使い分け
味にも違いがあります。
国産蜂蜜は
香りが強い
花の個性が出る
ものが多いです。
養蜂をしていると
今年は香りが違うなと感じることもあります。
自然の影響を強く受けるんですよね。
外国産蜂蜜は
甘さが安定している
クセが少ない
という特徴があります。
そのためヨーグルトや料理にも使いやすい蜂蜜です。
まとめ
国産蜂蜜は
採れる量が少なく価格は高いですが、花の香りや個性を楽しめます。
外国産蜂蜜は
価格が安く安定して手に入ります。
どちらが良いかは用途によりますよね。
蜂蜜の香りを楽しみたいなら国産蜂蜜。
料理やお菓子作りなら外国産蜂蜜。
そんな使い分けをしている人も多いみたいです。
蜂蜜はシンプルな食品ですが、知れば知るほど奥が深いなと思いました。
二本松養蜂場では国産はちみつの販売も行っています。 気になる方はぜひご覧ください。

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