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大黒柱、女王蜂の生態について書いてみた

こんにちは。二本松養蜂場の西原です。

養蜂を始めて強く感じたのは、
女王蜂の存在が群れのすべてを左右するということです

ミツバチの見事な作業分担も女王の存在があってこそ。
女王がいなければ群の秩序は乱れてきます。
働蜂の仕草や変成王台の出現で不在のサインがわかれば早急に対応が必要です。

今回は興味深い女王蜂の生態を纏めてみました。


女王蜂の役割

女王蜂の一番の役割は、産卵です。
1日に1,000〜2,000個もの卵を産むこともあり、
群れの規模や勢いは、ほぼ女王の状態で決まります。

また、女王は
フェロモンを出して群れをまとめる存在でもあります。

このフェロモンがあることで、

  • 働きバチは安心して役割を果たせる
  • 群れは一つの組織として機能できる

女王は指示を出すリーダーではなく、
存在するだけで群れを安定させる存在
という方が近いかもしれません


女王蜂の一生と寿命

女王蜂の寿命は、
約3〜5年といわれています。

ただし、実際の養蜂現場では
1〜2年で王替えされることも多く、
若い女王ほど産卵力が高く、群れも元気です。

面白いのは、
女王は若い頃に一度だけ交尾をし、
その精子を体内に保存して一生使い続けること。

自然の仕組みの精巧さに、
毎回驚かされます。


女王がいなかったらどうなる?

女王が突然いなくなると、
群れは一気に不安定になります。

  • 産卵が止まる
  • 働きバチの数が減る
  • 群れが弱体化する

見た目は元気そうでも、
未来がなくなる状態です。


女王がいなくなったらどう対応する?

女王がいなくなった場合、
群れは自分たちで新しい女王を作ろうとします。

まずはじめにみに見えてわかるサインが変成王台の出現です
これが王台作りです。

ただし、
条件が揃わないと新女王は育たず、
最悪の場合、群れは消滅します。

女王が不意に姿を消してしまった場合、働きバチは卵や若い幼虫を探し、その巣棒を慌てて王台に作り換えて新女王を育てようとします。応急処置で作られた王台を変成王台といい、女王不在のサインです。

サインを見逃すと、無王状態が1ヶ月ほど続くと働蜂産卵が始まってしまいます。
働蜂産卵は異常産卵なのでひとつの巣房にひとつでなくkいくつもの卵が産み付けられてしまいます。
働蜂産卵をするミツバチは軍の5,6頭ですが産卵中は体がやや小さくなり背中がキラキラしているのでわかりやすい。

こうなってしまったら群への新女王導入は手遅れになります。

養蜂では
「女王がいるかどうか」を
常に意識する理由がここにあります。


まとめ

女王蜂は、
群れの中心であり、未来そのものです。

  • 女王が元気なら群れも元気
  • 女王が弱れば群れも弱る

養蜂を始めてから、
「たった一匹の存在が、ここまで影響するのか」
と何度も感じました。

女王を見るたびに、
この群れを守らなきゃいけないな、
そんな気持ちになります。

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