こんにちは。二本松養蜂場の西原です。
春になると、
群が一気に強くなります。
2月下旬の今でも日に日に勢いが加速しています
ですがこれは偶然ではなく、
ミツバチの生態に沿った自然な変化です。
今日は春の勢いを理由も併せて書いてみようと思います。
気温上昇が引き金になる
春先、気温が安定してくると
群の活動が目に見えて変わります。
重要なのは
・外勤できる温度帯
・巣内温度を維持しやすい環境
寒さで抑えられていた行動が
徐々に解放されていきます。
二本松周辺でも
10℃前後を安定して超える頃から
明らかな変化が出始めます。
女王蜂の産卵が加速する
群強化の最大要因はここです。
女王蜂の産卵増加
冬場は抑えられていた産卵が
・気温回復
・花粉搬入
・群勢安定
これらを背景に加速します。
若い蜂が次々と羽化し、
群の密度が一気に上がっていきます。
「急に増えた」と感じるのは
この羽化ラッシュの影響です。
花粉と栄養条件の回復
春は栄養事情も変わります。
・花粉供給の増加
・初期蜜源の出現
・外勤再開
育児に必要なタンパク源が入り、
群の拡大が可能になります。
逆に花粉が不足する春は
群の伸びも鈍くなります。
春の群勢は
女王だけでなく餌事情にも左右されます。
急増に見える理由
蜂は段階的に増えています。
ただし冬と春では見え方が違います。
冬:
・密集
・静かな動き
・外勤少ない
春:
・飛行増加
・出入り活発
・巣門が賑やか
この差で
「急激な増加」という印象になります。
一箇所に集まって越冬する時から巣箱全体に広がっていくと急増したように思いますが、実は数は増えていないのも現実。
3月下旬ごろから徐々に増えていきます。
養蜂管理で注意すべき点
春の勢いは喜ばしい反面、
管理上の分岐点でもあります。
・スペース不足
・王台形成
・分蜂準備
放置すると
自然分蜂へ移行することもあります。
二本松養蜂場でも
春は最も気を使う時期
拡大を喜びつつ、
同時に抑制管理も必要になります。
まとめ
春の群強化は自然な回復反応です。
気温、産卵、栄養条件。
この3つが揃うことで群は拡大します。
春管理では、
勢いと分蜂対策の両立が重要になります。
二本松養蜂場では国産はちみつの販売も行っています。 気になる方はぜひご覧ください。

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