こんにちは。二本松養蜂場の西原です。
蜂蜜には
桜、柿、アカシア、百花蜜など様々な種類があります
同じミツバチが集めた蜜なのに、
なぜ味や性質が変わるのか。
養蜂を始める前、私自身ここがよく分かっていませんでした。
今回は、
蜂蜜の個性がどう生まれるのかを纏めてみました。
蜂蜜の違いを決める最大要素
結論から言えば、
味の正体は蜜源植物です
・桜の花
・柿の花
・アカシアの花
ミツバチはその時期に咲いている花から蜜を集めます。
蜂蜜の味=訪れた花の違い
という事です。
単花蜜はどうやって生まれる?
桜蜜やアカシア蜜のような蜂蜜。
これは香料や味付けではありません。
養蜂では
・巣箱の設置場所
・花の開花時期
を利用します。
例えば
アカシア林の近くへ設置
↓
開花期に採蜜
↓
アカシア主体の蜂蜜になる
という流れです。
巣箱を移動させる場合
狙った蜜源に合わせて
・山へ移動
・設置場所変更
を行うことも養蜂場によってはあるみたいですね
これを転飼と呼びます。
花の咲く場所へ巣箱を動かし、
その期間の蜜を採取します。
時期で味を分ける方法
移動しない場合でも、
・採蜜タイミング
で性質が変わります。
春の蜜
初夏の蜜
夏の蜜
開花する花が変わるため、
同じ群でも蜂蜜の性格が変化します。
百花蜜が毎年違う理由
百花蜜は
・複数蜜源が混ざった蜂蜜
さらに、
・天候
・気温
・開花状況
で訪花構成が変わります。
結果として、
同じ場所でも毎年味が変わります。
性質も変化する
味だけではありません。
蜜源が違うと
・色
・香り
・結晶性
・粘度
も変わります。
ブドウ糖が多い蜜は結晶しやすく、
果糖が多い蜜は液体を保ちやすい。
保存時の挙動まで変化します。
養蜂家が見るポイント
採蜜では
・香りの立ち方
・蜜の重さ
・結晶速度
こうした違いを日常的に感じます。
蜂蜜は均一な製品ではなく、
自然由来の産物だと実感する部分です。
まとめ
蜂蜜の味と性質は
・蜜源植物
・設置場所
・採蜜時期
によって決まります。
桜や柿、アカシアの違いは
人工ではなく花の違い。
蜂蜜の個性は
ミツバチと自然環境から生まれています。
二本松養蜂場も様々な種類の蜂蜜を提供できるように、徐々に拡大していければ幸いです。

コメント