こんにちは。二本松養蜂場の西原です。
蜂蜜を見ていると非加熱蜂蜜という言葉を見かけます。
ですが実際のところ、非加熱蜂蜜とは何なのか。
普通の蜂蜜と何が違うのか、よく分からない人も多いと思います。
今回は非加熱蜂蜜の意味と特徴について、養蜂の視点からできるだけわかりやすく書いてみる事にしました。
非加熱蜂蜜とは
非加熱蜂蜜とは、名前の通り加熱処理をしていない蜂蜜の事
蜂蜜は本来、ミツバチが花の蜜を集めて作る天然の食品です。
巣の中では水分が飛ばされ、濃い糖液として保存されています。
そのため、採蜜したばかりの蜂蜜は基本的に加熱する必要はありません。
養蜂家が巣から取り出し
・ろ過
・容器に詰める
この程度の加工だけで販売される蜂蜜が、一般的に非加熱蜂蜜と呼ばれます。
なぜ蜂蜜を加熱するのか
一方、市販の蜂蜜の中には加熱処理されているものもあります。
加熱する理由はいくつかあります。
・結晶を防ぐ
・不純物を取り除きやすくする
・品質を安定させる
蜂蜜は温度が下がると結晶しやすくなります。
特にブドウ糖が多い蜂蜜は固まりやすいです。
加熱することで結晶を溶かし、なめらかな状態に保つことができます。
また輸入蜂蜜の場合、長距離輸送の関係で加熱処理が行われることもあります。
非加熱蜂蜜の特徴
非加熱蜂蜜にはいくつかの特徴があります。
・花の香りが残りやすい
・蜂蜜本来の風味が強い
・結晶しやすい
特に香りの違いは感じやすいポイントです。
蜂蜜は蜜源によって味や香りが変わります。
アカシア、トチ、百花蜜など、それぞれ個性があります。
非加熱蜂蜜は、その蜜源の特徴が残りやすいと言われています。
非加熱でも安全なのか
蜂蜜は糖度が高く、水分が少ない食品です。
そのため細菌が増えにくく、保存性が高いと言われています。
ただし注意点もあります。
蜂蜜は1歳未満の乳児には与えないことが大切です。
これはボツリヌス菌のリスクがあるためです。
大人にとっては問題ありませんが、幼児には注意が必要です。
まとめ
非加熱蜂蜜とは、加熱処理を行っていない蜂蜜のことです。
・蜂蜜本来の香りや風味が残りやすい
・結晶しやすい
・蜜源の個性が感じやすい
こうした特徴があります。
蜂蜜はシンプルな食品ですが、蜜源や処理方法によって味も大きく変わります。
同じ蜂蜜でも、実はかなり個性があるんですよね。
二本松養蜂場では国産はちみつの販売も行っています。 気になる方はぜひご覧ください。

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